現界だけど、まだオタク

現界腐女子オタク喪の20代の雑記

20代で借金を600万も背負った理由①

こんにちは。もよりです。
今回は私が20代で600万も借金を背負った理由について語っていこうと思います。

短大に進学 -360万

最初の借金は奨学金でした。

私は高校選びが下手だったので、自分の学力で入れる平均より少し低い高校に入りました。そこで進学と就職か半々ぐらいの高校に入ったのですが、

自分の中で

「高卒で入れる会社なんて大した会社じゃない」

「進学して資格をとったほうが仕事に困らないはず」

そういう思い込みで大学進学を決めてしまいました。

しかし家が貧乏だったのと自分の学力では私学しか入れるところがなく、また、大学に行くほどお金が無かったため

第二種奨学金360万ほど借りて

短大に指定校推薦で入学しました。(指定校推薦というのも低ランクの高校から低ランクの短大に行くということで誰でももらえるものでした)

詳しいお金の内訳は自分でも覚えてないのですが、教科書代や授業料全てを奨学金を借りることで賄っていました。

このときはその選択が正しいと思っていました。

資格取得の為、朝から晩まで講義と実習の毎日

私が入学した短大は栄養士資格がとれる短大でした。

栄養士の資格がとれれば栄養相談や献立作成などで働き口があるだろうと思っていました。

しかし実際そんなことは全くありませんでした。

入ってみてわかったのですが、実際にここから就職できる場所は保育園だったり給食センターだったり、とにかく栄養士としての栄養管理がどうとかということよりも調理師のような仕事を求められる場所にしか就職口が無かったのです。

しかも短大の講義は1限から6限まで毎日ある上にほぼ毎日調理や実験など実習が多く、想像してたより忙しかったのです。

完全に、進学するということを甘く見ていたと今でも後悔しています。

そんな日々ですからサークルはおろか、アルバイトもする余裕なんてありません。

(特に就活のときに、大学時代に努力したことは?という質問に言い淀んでしまうぐらいには)

(こちらとしては短大の講義で精一杯なので資格取得に~などと答えていましたが、いまいち面接官には理解されない上サボっているように見られていたことでしょう。)

またこの大学は単位を一つも落とせない(2年しかない為)ので、一つでも落としたら資格が取れない危険すらありました。怖いですね。

就活もほとんどできないので、就活の際に何社受けてますか?という質問ではよく全然受けてないじゃないか!と面接官に怒られていました。(余計なお世話ですよね)(講義休んだらその分単位に引っかかってくるので)

調理が苦手な栄養士の誕生

それでもなんやかんや毎日の講義や実習をこなしていたのですが、やっぱりそれでも調理実習がとても苦手でした。

そもそも私、千切りすらできませんし。(キャベツの千切りができなくて横から先生に「遅い!」と言われて包丁を取り上げられるほど)

実習が苦手でも講義とレポートをうまく書いてその時間を乗り切れて、テストで一定の点数を取れば単位がもらえます。

そうして出来上がったのが調理が満足にできない栄養士です。

自分でも何故栄養士資格取れたのか謎なぐらいには調理も勉強もできなかったのですが、(先生たちのお情けでしょうか?)無事全単位とれて資格も手に入れました。(もちろん単位が取れず資格を取れなかった子や中退した人たちは少なからずいました。)

じゃあいざ就活しましょう、となったときに就活の壁が立ちはだかるわけです。

続きます。